ホームページ製作のCRI.FIELD(東京都杉並区)は企業広告となるWebサイト製作業務のアウトソーシングをいたしております。

012. 広告メディア(広告媒体)としてのホームページ

皆さまが企業のホームページ(以下、Webサイトといいます)を考えた場合、まず最初に思い付く内容が会社案内や、営業活動、商品・サービス内容を一般の方々や、取引先に幅広く知ってもらおう、という広告メディア(広告媒体)としてのWebサイトでしょう。

私が講師を勤めていたパソコンスクールで卒業作品を作らせても、架空ショップの取り扱い商品や、会社概要・会社案内などを盛り込んだ作品を制作する生徒さんがほとんどでしたし、CRI.FIELDにWebサイトの製作をご依頼していただいている経営者の皆さまも、広告としてのWebサイトを第一に考えていらっしゃいます。

実際、消費者のあなたの会社に対する最初のアプローチがインターネットでの検索結果からということも、もはやめずらしいことなどではありません。

表1.インターネットの普及率
その理由の一つとして、インターネットの普及率の増加が挙げられます。インターネットが日本でその地位を築きはじめた1997年(平成9年)当時、インターネット利用者の人口に対する普及率はわずか9.2%。およそ100人中9人程度しかおりませんでした。それからわずか6年後、 2003年(昨年末)に実施された同じ調査(総務省)によると、なんと60.6%、7,730万人にも増加していました。今現在もこのインターネットの利用者数は増加の一途をたどっています。

つまり、多くの人々がインターネットにアクセスすることにより、インターネットという架空の世界が、現実の社会の入り口となっていると言っても過言ではないのです。

表2.インターネットの利用状況
それを裏付ける資料として、先の総務省が調査した項目の中に「個人のインターネット利用状況」という資料があります。これは、インターネット利用者がどのようなWebサイトを閲覧しているかというアンケートをまとめたものです。これによると、利用者全体の57.4%、ほぼ半数以上が「商品・サービスの情報検索」を利用すると答えていることが判ります。 さらに、この表をよく見ると「商品・サービス購入…36.8%」という項目があります。この数値すべてではないにしても、インターネットで商品・サービスの情報検索をした結果、実際の購買に結びついている証しです。また、総務省が調査した項目にはありませんが、店舗の場所や商品情報をインターネットで検索して、現実のショップへ訪れる消費者もいる筈です。

インターネットを利用したことのある皆さまは、ご友人との飲食や同窓会などの会場を探すのに「ぐるなび」(http://www.gnavi.co.jp/)というWebサイトに訪れたことはありませんか?知らない方のためにご説明すると、このWebサイトは、日本国内のグルメ情報を掲載し、エリア・業態・予算・設備やサービス別に検索できるポータルサイトなのですが、これこそ飲食業におけるWeb広告の集合体です。この「ぐるなび」以外にもインターネット内で情報を知り、実際に商品やサービスの購入をされた方は少なくないはずです。
さらに、Webサイトに力を入れている店舗では、「ぐるなび」内の広告以外にも自社のWebサイトを運営しているところもあります。そうすることで、インターネットという広大な世界で店舗の広告の露出度を高めることができるのです。もちろん、雑誌やチラシ、看板といったその他の広告媒体を併用することによりその効果は倍増します。
※Webサイトの露出度を高める技術として検索エンジン最適化(SEO)という技術がありますが、ここでは少し話がずれてしまいますので後述いたします。*検索エンジン最適化(SEO)とは?

●Webサイトを利用した広告の利点
このWebサイトをご覧になられている皆さまの中にも、新聞広告、雑誌、チラシなどに広告を掲載されている方々がいらっしゃると思いますが、TVCMを含めこれらの広告媒体では大企業でない限り、キャンペーンなど短期間の広告展開ならまだしも、コストを考えると長期に渡る公開は難しいと言えるでしょう。また、新聞や雑誌に至っては、使用できる色の数・紙の質感などにより、イメージを十分に伝えるにも限界があります。さらに広告に対する規制緩和が進んでいるものの、未だに折り込みチラシや、駅前看板など広告展開に制限がある業種もあります。
Webサイトの利点として、他の広告媒体と比較しても長期に渡る公開であってもコストが安価で、消費者や取引先へ伝えたい情報を文字・画像以外にも動画・音声など、あらゆる表現方法を使用しイメージを伝えることができます。しかも広告展開の制限はありません。無論、嘘や偽り、過大表現のない範囲ではありますが…。

もはやWebサイトはあなたの会社にとって、会社案内や、営業活動、商品・サービス内容を、より多くの幅広いユーザー層に公開する広告メディア(広告媒体)として必要不可欠な存在だとお思いになりませんか?

さらに、Webサイトならではの利点は数多く存在します。次の章では「2.オンラインショップとしてのホームページ」の解説をいたします。

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